キャットフードも人間の食べ物と同じように賞味期限がありますが、あまり気にせずに愛猫に与えている方もいるのではないでしょうか?

この記事ではキャットフードの賞味期限を未開封・開封後に分けて解説しているので、「実はキャットフードの賞味期限がよく分かっていない」という場合にはぜひ参考にしてみてください。

ドライフードとウェットフードで賞味期限にかなりの差がありますし、酸化防止剤の種類によっても賞味期限が変わってきますよ。

未開封のキャットフードの賞味期限

まず、未開封のドライフード(カリカリ)は製造日から約1年~1年半が賞味期限の商品が多いです。

ただし、人工の酸化防止剤が使われていないドライフードの中には賞味期限が9ヵ月程度の商品もあります。

ウェットフードは缶詰かパウチかで賞味期限が違い、缶詰は製造日から約3年、パウチは製造日から約2年の商品がほとんどです。

キャットフードの賞味期限の見方

ドライフードにもウェットフードにも未開封時の賞味期限がパッケージに印字されているので、キャットフードを購入した時に確認しておくといいでしょう。

海外から輸入されている商品の中には西暦年月日で賞味期限が印字されていないものがありますが、“BBD”というアルファベット以降の数字が賞味期限になります。

ちなみに、BBDというのは”Best Before Date”の略で、日本語に直訳すると”賞味期限”という意味です。

そして、BBD以降に記載されている数字は”日/月/年”の順に並んでおり、”BBD 30/09/22″と印字されている場合は2022年9月30日が賞味期限ということになります。

開封後のキャットフードの賞味期限

保存状態によっても変わってきますが、開封後のドライフードの賞味期限は1ヵ月前後が目安です。

また、酸化防止剤の種類でも賞味期限が変わり、人工の酸化防止剤はガンやアレルギーの原因になる可能性があるというデメリットがある反面、天然由来の酸化防止剤よりも効果が強力というメリットがあります。

なお、人工の酸化防止剤にはBHAやBHTといった種類があり、天然由来の酸化防止剤はミックストコフェロールやローズマリー抽出物といった種類があります。

 

ドライフードは見た目だけでは品質の劣化が判断しにくいですが、開封して空気に触れる時間が長くなるほど酸化が進んで香りが薄れていき、食いつきが落ちる原因になります。

品質が劣化していくとカビが生えたり害虫が付着することもあるので、賞味期限前後のドライフードを愛猫に与える前には目視で表面をしっかりと確認することも大切です。

開封後のウェットフードの賞味期限は短い

開封後のウェットフードの賞味期限は1日以内が目安になります。

ドライフードよりも賞味期限が短い理由は、ウェットフードは水分量が多くて品質が劣化する速度が早いから。

食べ残したウェットフードを放置しておくのは衛生面でよくないので、ラップをかけて冷蔵保存しておき1日以内に使い切りましょう。

 

大容量の缶詰など一度に全部使い切れない場合には、開封直後に1食分ずつラップで小分けして冷凍保存しても大丈夫です。

冷凍保存したウェットフードの賞味期限に関しては、3週間を目安にするようにしてください。

▼キャットフードの保存方法についての詳しい解説はこちら
キャットフードの保存方法|ドライとウェットに分けて徹底解説!

賞味期限切れのキャットフードについて

未開封にせよ開封後にせよ、キャットフードの賞味期限が切れたらすぐに食べられないというわけではありません。

保存状態によっても変わってくるので「賞味期限切れでも●日間は大丈夫」とは言い切れませんが、明らかに匂いが変わっていたりカビや害虫が付着していなければ大丈夫です。

ただ、猫は食べ物の匂いに敏感なので、飼い主には分からなくても猫は匂いの変化を感じ取って食べたがらない可能性はありますよ。

 

もし自分で大丈夫かどうかの判断ができない場合には、無理に与えようとはせず廃棄してしまった方がいいです。

中には開封済みのキャットフードや賞味期限切れのキャットフードを寄付できる保護猫団体もありますが、さすがに開封済みで賞味期限切れのキャットフードを寄付できる団体はありません。

「まだ残っているのに捨てるのは勿体ない!」・・・と思うかもしれませんが、猫ちゃんの体調不良の原因になってしまったら元も子もないですからね。

キャットフードの賞味期限切れを防ぐためには

開封後のキャットフードの賞味期限を防ぐためには、1ヵ月で食べ切れるサイズを購入するのが一番確実な方法です。

4~5kgくらいの成猫の場合、1.5kg~2kgサイズの大袋なら20日~1ヵ月程度で使い切ることができるので、飼育している猫ちゃんの数に応じて調整してみてください。

また、商品によっては袋の中で小分けされていたり使い切りサイズになっているものもあるので、品質の劣化や食いつきが落ちるのが心配な場合はそういった商品を試してみるのもいいですね。

賞味期限間近の訳ありキャットフードについて

通販では賞味期限切れや賞味期限間近のキャットフードが訳あり価格で販売されていることがありますが、未開封状態でも品質の劣化は進行していきます。

販売者の管理状態によっても品質が劣化する速度は変わってきますが、残念ながら購入者側からは管理状態を判断することはできないです。

賞味期限が切れたキャットフードを与えてトラブルがあったとしても、メーカーはもちろん販売者は何の保証もしてくれません。

未開封で劣化した状態のキャットフードの開封後の賞味期限はさらに短くなるので、安全性に配慮して愛猫のフードを選びたいということであれば、賞味期限に余裕のある商品を選ぶことをおすすめします。