ペットラインが製造・販売している国産キャットフード「キャネット」。

今回は、国産ドライキャットフード第1号の“キャネットチップ”を愛猫に与えている方々の口コミ・評判を118件調査し、悪い口コミと良い口コミに分けて整理してみました!

また、キャネットチップの原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひ愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

キャネット(猫用)の悪い口コミ・評判

口コミ内容 件数
食べない・食べなくなった 15件
軟便・下痢気味になった 2件
吐く回数が増えた 2件
原材料の内容が気になる 2件

楽天市場とAmazon、SNSでキャネットチップの口コミを調査してみたところ、「食べない・食べなくなった」、「軟便・下痢気味になった」、「吐く回数が増えた」、「原材料の内容が気になる」といった内容の悪評を確認できました。

順番に見ていきましょう。

食べない・食べなくなった

キャネットの悪い口コミで一番多かったのは、食いつきの悪さを指摘するレビューでした。

食いつきのよさを評価する口コミに比べれば件数は少ないですが、どんな猫でも絶対に食いつきのいいフードはまず販売されていません。

こればかりは食べさせてみないことには何とも言えないので、まずは愛猫の好みの風味からお試ししてみるしかないですね。

ただ、キャネットは最安値クラスのキャットフードということもあり、お試し購入に失敗しても金銭的な損失が少ないのはメリットと言えます。

軟便・下痢気味になった

次に多かったのは、「軟便・下痢気味になった」という悪評でした。

軟便・下痢の原因として考えられるのは、餌の急な切り替えか食物アレルギーです。

餌の急な切り替えは消化の負担になってしまうので、キャネットに慣れるまで一時的に便が緩くなる可能性があります。

 

また、キャネットには穀物が主原料として使われていますが、肉食動物の猫は穀物に含まれてる炭水化物の消化吸収が苦手という問題があります。

そして、小麦グルテンを含む原材料や大豆は食物アレルギーの原因にもなりやすいので、食に敏感でお腹が弱い愛猫にはキャネットはおすすめできません。

吐く回数が増えた

キャネットを与えて吐く回数が増えるのも、軟便・下痢気味になる理由と同じです。

もし今の時点で穀物が主原料に使われているフードを与えていて消化不良が目立つようなら、まずは肉原材料が主原料に使われているフードへの切り替えをおすすめします。

また、人工の着色料や動物性油脂がアレルギーの原因になることもあるため、それらの添加物が使われていないフードへの切り替えを検討してみるのもいいでしょう。

それでもダメなら次は小麦グルテンフリーのフードやグレインフリー(穀物不使用)フードを・・・といったように、地道に消化不良の原因を特定していくしかありません。

原材料の内容が気になる

調査した口コミの中には、「キャネットの原材料の内容が気になる」といった悪評もありました。

キャネットチップには穀物が主原料として使われているだけでなく、アレルギーの原因になる着色料も使われているので、品質最優先で愛猫のフードを選びたいと考えている方からは避けられがちな傾向があります。

ただ、穀物は肉類よりも安く仕入れることができるため、その分だけ販売価格を安くできるというメリットもあります。

品質を優先するか価格を優先するかは各々によって違いますし、自分なりに品質と価格のバランスが取れていると思えるフードを主食にするのが一番おすすめです。

キャネット(猫用)の良い口コミ・評判

口コミ内容 件数
食いつきがいい 75件
国産で安心感がある 12件
お手頃な値段 10件

良い口コミに関しては「食いつきがいい」、「国産で安心感がある」、「お手頃な値段」といった評判が見つかりました。

食いつきがいい

今回調査した口コミの実に6割以上を占めていたのが、「キャネットチップは食いつきがいい」という内容の評判でした!

食いつきの悪さを指摘する口コミが15件、食いつきのよさを評価する口コミが75件という比率を踏まえても、キャネットの嗜好性は一般的なキャットフードよりもワンランク上と捉えてよさそうです。

また、キャネットは猫の食の好みに合わせて様々な風味のキャットフードを取り揃えているのも強みと言えます。

国産で安心感がある

次に多かったのは、「キャネットは国産で安心感がある」といった内容の評判です。

実際には日本はペット後進国という一面があるのですが、“国産”という響きに安心感を持っている方は多いです。

全てのキャットフードには当てはまらないとは言え、ほとんどのキャットフードは品質と価格が比例しており、高いキャットフードには高いだけの理由が、安いキャットフードには安いだけの理由があります。

キャネットチップにはガンやアレルギーの原因になる人工の酸化防止剤は使われていないものの、原材料の内容に関してはペット先進国のイギリスやドイツのプレミアムフードに軍配が上がります。

お手頃な値段

そのほかには、「キャネットはお手頃な値段で販売されている」という評判も確認できました。

猫の消化不良の原因になりにくい原材料が使われたプレミアムフードの場合、100gあたりの値段が300円以上する商品も珍しくありませんが、キャネットチップの100gあたりの値段は約22円と別格の安さです。

穀物が主原料として使われていることや、品質が不明瞭な原材料が使われていることが不安要素ですが、【価格最優先で愛猫のフードを選びたい】と考えているなら有力候補の一つになるでしょう。

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キャットフード「キャネット」の種類

ペットラインのキャネットからは国産ドライキャットフード第1号のキャネットチップのほかにも、【魚正/鶏正/メルミル/3時のスープ/3時のムース/キャンディーパウチ】というキャットフードが製造・販売されています。

キャネットチップ

キャネットチップからは全年齢に対応したドライフードと成猫用ドライフードが販売されており、プレミアム・エッグ「ヨード卵・光」が配合されているのが印象的です。

全年齢対応フード

キャネットチップの全年齢対応フード(総合栄養食)は、【フィッシュ/ミックス/お肉とお魚ミックス/かつお味ミックス/海のめぐみミックス】といった5種類の風味を取り揃えています。

内容量に関しては200gサイズと2.7kgサイズが基本サイズですが、ミックスとお肉とお魚ミックスからは多頭飼い向けの7.4kgサイズも販売されています。

和風だしシリーズ(成猫用)

成猫用の和風だしシリーズの風味は、【和風鯛だし仕立て/和風鶏だし仕立て/和風こんぶだし仕立て】の3種類です。

全年齢対応フードよりも繊維質が豊富に含まれているので、1歳以上の愛猫の毎日のスッキリや毛玉ケアをサポートしたいという場合は和風だしシリーズを選ぶといいでしょう。

魚正

魚正は缶詰タイプのウェットフードで、これだけでは健康な体を維持するために必要な栄養をバランスよく摂取できない一般食(副食)です。

そのため、主食のドライフードにトッピングして与えたり、おやつ感覚で与えるようにしてください。

なお、魚正は160gサイズが3缶パックで販売されており、風味は【まぐろ/かつお/まぐろと白身魚/まぐろ・しらす入り】の4種類です。

鶏正

商品名から連想できる通り、魚風味の魚正とは違って鶏正は鶏肉風味の缶詰になっています。

魚正と同じ一般食なので、これだけを与えすぎて栄養が偏ってしまわないよう気をつけてください。

ちなみに、鶏正は鶏だしで風味づけされてはいるものの、主原料として使われているのは鶏肉ではなく魚類です(笑)

メルミル

メルミルはペロペロとなめて食べることができるペーストタイプの総合栄養食で、歳をとって歯が弱ってしまった高齢猫向けの商品です。

【11歳から/15歳から/18歳から/介護期用】といった年齢別に分けられており、風味はまぐろとかつおの2種類になっています。

11歳から

“11歳から”は高齢猫の心臓と腎臓の健康維持に配慮して、リンとナトリウム含有量が控えめに調整されています。

なお、メルミルの内容量は1袋あたり40gとなっています。

15歳から

“15歳から”は”11歳から”よりもタンパク質とリンが控えめで、カロリーは若干高めに調整されています。

原材料の内容自体は変わらないので、愛猫の年齢に近い商品を選べば問題ないでしょう。

18歳から

“18歳から”は”15歳から”以上にタンパク質とリンが控えめで、カロリーも高めに調整されています。

介護期用

“介護期用”に関しては、食が細くなった高齢猫が少量でしっかりと栄養を摂り入れることができるように、タンパク質と脂質とカロリーが高めに調整されています。

3時のスープ

3時のスープはスープタイプの一般食です。

25gサイズが4袋1セットで販売されており、1袋あたりのカロリーは約15kcalとヘルシーなので、しつけ後のご褒美や水分補給目的で気軽に与えることができます。

もちろん、ドライフードにトッピングした与えることもできますし、風味の種類が全8種類と多く、愛猫の食の好みに合わせて選びやすくなっています。

3時のムース

3時のムースはムースタイプの一般食で、3時のスープと同じような使い方ができます。

風味の種類は3時のスープより少ないですが、3時のムースからは子猫用が1種類、成猫用が2種類、高齢猫用(11歳から・15歳から)が2種類といったように、ライフステージ別の商品を取り揃えているのが特徴です。

キャンディーパウチ

キャンディーパウチはゼリータイプのおやつです。

1個あたり約3gの食べきりサイズになっており、”プリッと仕立て”と”ジューシー仕立て”といった2種類の食感があります。

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キャネット(猫用)の原材料から安全性を評価

原材料一覧
穀類(とうもろこし菓子粉コーングルテンミール)、肉類(ミートミール、チキンミール)、豆類(おから脱脂大豆、等)、魚介類(フィッシュミール:DHA・EPA源 、フィッシュエキス、まぐろエキス、かつおエキス、白身魚エキス、)、油脂類(動物性油脂、ガンマ-リノレン酸、)、ビール酵母、卵類(ヨード卵粉末)、ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン、イノシトール)、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、着色料(赤102)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)

※食物アレルギーの原因になりやすい原材料、品質が不明瞭な原材料、アレルギーの原因になる人工添加物は赤色で記載

ここからは、”キャネットチップ フィッシュ”の原材料をもとにして、キャネットの安全性を評価していきます!

主原料に穀類(穀物)を使用

キャネットチップは主原料に穀物が使われているドライフードです。

口コミの項目で説明したように、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が苦手で、小麦グルテンや穀物全般にアレルギーのある猫も少なくありません。

また、大豆も食物アレルギーの原因になりやすい原材料なので、食に敏感でお腹が弱い愛猫に与えるのはおすすめしません。

品質と内容が不明瞭な原材料あり

キャネットチップには”ミートミール”、”チキンミール”といった肉類が使われていますが、ミートミールは具体的に何の動物の肉が使われているのか分かりませんし、パッケージや公式サイトにはミールの品質についての説明も見当たりませんでした。

そのため、ほとんど栄養がなく人間用の食肉として出回らない副産物(4Dミール)が使われている可能性も否定はできません。

それだけでなく、“等”という曖昧な原材料表記が多いことも気になります。

 

また、”動物性油脂”という記載がありますが、これに関しても何の動物の油が使われているのか全く分からないです。

そして、動物性油脂に使われている酸化防止剤は原材料に表記する必要はなく、酸化を防ぐためにガンやアレルギーの原因になる人工の酸化防止剤が使われている可能性があることが不安要素です。

具体的な原材料や製造方法の詳細はメーカーにしか分からないので、最終的にメーカーをどこまで信頼できるのかという問題になってきます。

それに加えて、キャネットチップにはアレルギーの原因になる着色料が使われていることも不安要素です。

異物混入により返品・交換対応されたことも

2018年9月の出来事になりますが、猫缶の”魚正”に異物(製造設備の金属部品)が混入していたことにより、同じラインで製造されていた魚正が返品・交換対応されたことがありました。

メーカーの調査によると、製造工場には金属検出工程があるものの、工程の後にある部品だったことから混入を発見できなかったとのことです。

ただ、異物混入という結果を受けて現在は検品方法や製造機器の点検方法の見直しが行われており、それ以降にトラブルが起きたという報告は見当たりませんでした。

キャネット(猫用)の成分の評価

成分表
タンパク質 27.0%以上
脂質 9.0%以上
粗繊維 4.5%以下
灰分 9.0%以下
水分 10.0%以下
カルシウム 1.0%
リン 0.9%
マグネシウム 0.12%
カロリー
(100gあたり)
約350kcal

原材料の次は、キャネットチップ(フィッシュ)の成分を評価していきます。

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

“キャネットチップ フィッシュ”のタンパク質は27%、脂質は9%、100gあたりのカロリーは約350kcalと、一般的な総合栄養食のドライフードと比較するとタンパク質・脂質・カロリーが控えめになっています。

脂質が控えめなのは穀物が主原料に使われているためと推測できますが、全年齢対応フードにしてはタンパク質がかなり控えめなのが気になるところです。

また、穀物が主原料に使われていることを踏まえると、植物性タンパク質の割合がかなり多いと予想できますね。

 

肉食動物の猫が健康な体を維持するには良質な動物性タンパク質をしっかりと摂り入れることが大切ということを踏まえると、【キャネットチップは猫本来の食事とはかけ離れたドライフード】と捉えることができます。

それと、脂質とカロリーが控えめなフードは太りにくいという印象があるかもしれませんが、低タンパク・高炭水化物のフードは肥満に繋がりやすいことから、肥満気味でダイエットが必要な猫用フードとしてもおすすめできません。

カルシウム・リン・マグネシウムのバランス

“キャネットチップ フィッシュ”のカルシウム含有量は1.0%、リン含有量は0.9%、マグネシウム含有量は0.12%と掲載されています。

尿路結石ができにくいミネラルバランスは「カルシウム:リン:マグネシウム=1:0.8:0.08」と考えられていますが、キャネットチップのミネラルバランスは「1:0.9:0.12」と、マグネシウムの割合がやや多めになっています。

そのため、愛猫の尿路結石(ストルバイト結石)のリスクに特に配慮したいという意図がある場合には、理想的なミネラルバランスに近いフードを選んだ方が安心できるでしょう。

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キャットフード「キャネット」の給餌量

体重 給餌量
2.5~4.0kg 50~70g
4.0~5.0kg 70~80g
5.0~6.0kg 80~90g

キャネットチップ(フィッシュ)の成猫の給餌量は表の通りです。

その他のラインナップもパッケージに体重別の給餌量が掲載されていますが、いずれに関してもあくまで目安量でしかありません。

実際には飼育環境や体質によって適量が変わってくるので、定期的に体重を量って分量を調整するようにしてください。

 

なお、育ち盛りの子猫の時期はたくさんのエネルギーが必要なので、あまり神経質にならずに欲しがるだけ食べさせても大丈夫です。

生後半年以降は必要なエネルギー量が減っていくため、給餌量の目安表を参考にしながら調整していきましょう。

キャットフード「キャネット」の総合評価

項目 得点
原材料 ★☆☆☆☆
成分 ★☆☆☆☆
安全性 ★★★☆☆
食いつき ★★★★☆
コスパ ★★★★★
総合評価 ★★☆☆☆
(2.8点)

キャネットチップの原材料と成分、口コミ・評判をもとにした総合評価は表の通りです。

まず、原材料の評価はグレインフリー・小麦グルテンフリーではないこと、穀物が主原料として使われていること、品質や部位が不明瞭な原材料が含まれていることを踏まえて1点としました。

成分の評価も植物性タンパク質の割合が多いと考えられること、全年齢対応フード(フィッシュ)にしてはタンパク質・脂質・カロリーが控えめすぎること、マグネシウムの割合がやや多めなことを考慮して1点としています。

 

また、安全性の評価は動物性油脂に人工の酸化防止剤が使われている可能性と、アレルギーの原因になる人工の着色料が使われていることから平均点の3点に。

そして、食いつきの評価は調査した口コミの比率を参考に4点とし、コスパの評価は100gあたり約22円という価格を踏まえて満点としています。

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内容量 公式 楽天 Amazon
200g 128円 128円
2.7kg 655円 598円

公式サイトと楽天市場とAmazonで”キャネットチップ フィッシュ”の価格を調査してみたところ、公式サイトではオープン価格とだけ表示されており、直接購入することもできませんでした。

そして、200gサイズは楽天もAmazonも同じ価格で販売されており、2.7kgサイズはAmazonが最安値という結果になりました。

キャネットチップを取り扱っているペットショップやホームセンターも多いですが、通販サイトは一定金額以上の購入で送料無料となる販売店もあるので、継続購入する場合は通販サイトでまとめ買いするのがお得です。

通販ならわざわざ重い袋を運ぶ手間も省けますしね。

 

穀物が主原料として使われているキャネットチップは、猫本来の食事とはかけ離れたキャットフードと言わざるをえません。

ただ、肉原材料が主原料として使われたフードに比べて、販売価格がお手頃で継続購入しやすいというメリットもあります。

たとえ品質のいいフードを購入しても継続できなければほとんど意味がないので、愛猫の餌代に月々いくらかけられるかをしっかりと考え、自分なりに価格と品質のバランスが取れていると思えるフードを購入するのが一番おすすめです。

Amazonで見る

楽天市場で見る