「ねこ大好きフリスキー」というCMのフレーズが有名なフリスキー。
フリスキーは何種類ものドライフードとウェットフードを取り揃えており、「他のフードに比べるとびっくりするくらい安い!」という印象を持っている方も多いでしょう。
今回はそんなフリスキーを実際に購入した方々の口コミ・評判を114件調査し、悪い口コミと良い口コミに分けてまとめてみました。
また、原材料と成分表をもとに総合的な評価もしているので、ぜひ愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。
※フリスキーは2020年9月いっぱいで販売終了となり、在庫が無くなり次第終売となります。
目次
フリスキー(猫用)の悪い口コミ・評判
フリスキー(猫用)の悪い口コミ・評判は「想像していたほど食いつきがよくない」、「消化不良を起こしてしまった」、「近所のお店には取り扱いがない」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、猫は食の好みが激しい動物ということや、ドライフードには穀物が主原料として使われていることが関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食べない・食べなくなった(19件)
- 吐く回数が増えた(3件)
- 近所で売ってない(3件)
- 気になる原材料が多い(1件)
- 軟便・下痢気味になった(1件)
という結果になっています。
食べない・食べなくなった
フリスキーの悪い口コミ・評判で一番多かったのが”食べない”、”食べなくなった”という悪評でした。
フリスキーは猫の好みに合わせて何種類も商品がありますが、猫は好き嫌いが激しい動物なので絶対に気に入るとは限りません。
こればかりは食べさせてみないことには分からないので、最初はできるだけ愛猫が好きそうな風味を選ぶしかありませんね。
吐く回数が増えた
フリスキーに切り替えた結果、”吐き戻しが増えた”という悪評も。
嘔吐が増えた理由として考えられるのは、餌の急な切り替えか食物アレルギーです。
急な餌の切り替えは消化の負担になってしまうので、フリスキーに慣れるまで一時的に嘔吐が増える可能性があります。
また、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が苦手なため、穀物が過剰に使われたフードを与えると消化不良を起こす可能性もあります。
小麦グルテンや大豆は猫の食物アレルギーの原因にもなりやすいので、愛猫が食に敏感な場合はフリスキーを与えるのは避けた方がいいでしょう。
近所で売ってない
悪い口コミ・評判の中には、”近所で売ってない”という悪評がありました。
「猫大好きフリスキー」というCMの印象が強いからか、フリスキーはどこにでも売っているメジャーな商品と考えがちですが、最近は取り扱っているペットショップやホームセンターが減ってきているようです。
わざわざ探しに行く手間や交通費を考えると、自宅で販売状況を確認してから購入できる通販サイトを利用した方がお手軽と言えますね。
気になる原材料が多い
安いキャットフードはトウモロコシや小麦やパン粉やビートのカスが主原料だってはじめて知った。フリスキーとかねこ元気とかペディグリーとかカルカンとか銀のスプーンのたぐい全部そうやんけ。肉食動物相手に炭水化物フード売るっていったいどういうことなの・・・?
— ボサノバ和尚 (@sativa_high) October 31, 2016
“フリスキーには気になる原材料が多い”、という悪評も見つかりました。
まず、フリスキーは肉類ではなく穀物が主原料として使われており、肉類の品質が不明瞭なことが不安要素と言えます。
また、先ほど説明したように小麦グルテンや大豆に対してアレルギーのある猫も少なくないですし、ガンやアレルギーの原因になる人工添加物が使われていることも不安要素です。
このような理由もり、フリスキーは【品質と安全性を優先して愛猫のフードを選びたい】と考えている方からは敬遠されがちです。
軟便・下痢気味になった
フリスキーに切り替えて軟便・下痢気味になるのは、吐き戻しが増える理由と同じです。
フードを切り替える期間が短すぎると消化不良の原因を特定しづらくなるので、1週間から10日ほどかけてゆっくりと切り替えることをおすすめします。
1日に1割ずつ新しいフードの割合を増やしていけば、ちょうど10日でフードの切り替えが完了するので分かりやすいですよ。
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キャットフード「フリスキー」の総合評価
フリスキー(猫用)の良い口コミ・評判
フリスキー(猫用)の良い口コミ・評判は「販売価格がお手頃で気軽に買える」、「美味しそうに食べてくれる」、「成分バランスが良さそう」といった内容のレビューがあり、特に価格の安さと食いつきのよさを評価するレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、フリスキーはドライフードもウェットフードも最安値クラスのキャットフードということや、食の好みに合わせやすいように何種類も風味を取り揃えていることが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- お手頃な値段(41件)
- 食いつきがいい(41件)
- 成分バランスがいい(2件)
- 吐く回数が減った(2件)
- 風味の種類が多い(1件)
という結果になっています。
お手頃な値段
おはようございます。ねこや食堂営業中。コナねこが今あるキャットフードがいや、とわがままを言ってます。フリスキー(オーストラリア製)はいや。キャラット(国産)がいい。だそうです。どっちも安いから助かる。
— ねこや食堂 (@nekoyasyokudou) June 5, 2011
やはり、激安価格に注目してフリスキーを購入している方が多いです。
フリスキーのドライフードの1kgあたりの価格は約230円と、品質重視のプレミアムフードと比べて実に10倍近くの差があります。
そのため、どうしても猫の餌代にお金をかけられない方にとっては魅力的なフードと言えるでしょう。
通販サイトで口コミを調査してみた限りでは、多頭飼いしている方から特に購入されている印象を受けました。
食いつきがいい
“フリスキーは食いつきがいい”、という評判も多かったです。
ただ、食いつきがいいという口コミ件数が41件だったのに対して食いつきが悪いという口コミ件数が19件だったことを踏まえると、他のフードに比べて特別に嗜好性が高いというわけでは無さそうです。
とは言え、価格が安いことから食いつきが悪かった場合に金銭的な損失が少ないのはプラス要素と言えるでしょう。
成分バランスがいい
良い口コミ・評判の中には、”フリスキーは成分バランスがいい”といった内容のレビューもあり。
フリスキーは公開されている成分値の情報が少ないため、成分バランスに関してあまり細かいことは言及できないのですが、AAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準を満たす総合栄養食であることは事実です。
フリスキーをずっと食べ続けて長生きする猫もいますし、成分値以上に原材料の品質と価格面に注目して購入を検討することをおすすめします。
吐く回数が減った
“吐く回数が増えた”という悪評とは対照的に、”吐く回数が減った”という評判もありました。
猫の体質によって合う合わないがあるので、中には穀物が主原料に使われたフードを食べても吐かない猫もいます。
フリスキーは悪く言えば肉食動物の猫本来の食事とはかけ離れたフードと言えますが、どんなに品質のいいフードを購入しても継続して与えられなければ意味がないので、品質より価格を優先せざるをえない理由があるなら最も継続購入しやすいフードの一つと言えるでしょう。
風味の種類が多い
そのほかには、”味の種類が選べるのがいい”という評判もあり。
フリスキーの成猫用ドライフードと缶詰にはそれぞれ3種類の風味があるため、愛猫の好みに合わせて選びやすいです。
また、缶詰の価格も1缶(155g)あたり230円程度と安いので、ウェットフード派の愛猫を飼っている場合にも金銭的な負担が少ないことも強みと言えます。
フリスキー(猫用)の口コミ・評判まとめ
フリスキー(猫用)の悪い口コミ・評判は「想像していたほど食いつきがよくない」、「消化不良を起こしてしまった」、「近所のお店には取り扱いがない」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
その一方で、フリスキー(猫用)の良い口コミ・評判は「販売価格がお手頃で気軽に買える」、「美味しそうに食べてくれる」、「成分バランスが良さそう」といった内容のレビューがあり、特に価格の安さと食いつきのよさを評価するレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、フリスキーはドライフードもウェットフードも最安値クラスのキャットフードということや、食の好みに合わせやすいように何種類も風味を取り揃えていることが関係していると考えられます。
- 食べない・食べなくなった
- 吐く回数が増えた
- 近所で売ってない
- 気になる原材料が多い
- 軟便・下痢気味になった
- お手頃な値段
- 食いつきがいい
- 成分バランスがいい
- 吐く回数が減った
- 風味の種類が多い
キャットフード「フリスキー」の種類
フリスキーのキャットフードの種類は「フリスキー ドライ(ドライフード)」、「フリスキー 缶(お肉シリーズ)」、「トール缶」の3シリーズとなっています。
※フリスキーは2020年9月いっぱいで販売終了となり、在庫が無くなり次第終売となります。
ドライフード
「フリスキー ドライ(ドライフード)」は子猫用が1種類、成猫~シニア猫用が4種類というラインナップになっています。
子猫用
子猫用ドライフードの「1歳まで子猫用 まぐろ・チキン・野菜・ミルク入り」は、成猫用ドライフードに比べてタンパクが高めに調整されています。
ただ、脂質は12.0%以上、100gあたりのカロリーは約338kcalと、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫用フードとしては控えめです。
なお、子猫用ドライフードは2019年12月3日に自主回収が行われました。
それ以降に販売されている商品は問題ないようですが、過去に回収という事実があったことは不安要素の一つと言えますね。
成猫~シニア猫用
商品名 | 特徴 |
---|---|
お魚ミックス まぐろ・かつお・サーモン入り | 一般的な総合栄養食のドライフードと比較すると脂質・カロリーが控えめ |
お肉ミックス チキン・ラム・ビーフ入り | |
バランス かつお・チキン・野菜入り | |
室内猫用 まぐろ・チキン・野菜入り | 毛玉の排出をサポートするために繊維質を増量 |
フリスキーの成猫~シニア猫用ドライフードは「お魚ミックス まぐろ・かつお・サーモン入り」、「お肉ミックス チキン・ラム・ビーフ入り」、「バランス かつお・チキン・野菜入り」、「室内猫用 まぐろ・チキン・野菜入り」の4種類です。
「お魚ミックス まぐろ・かつお・サーモン入り」はその名の通り魚風味のドライフードですが、第一原材料として使われているのは穀物ですし、穀物の次に割合の多い原材料は魚ではなく家禽ミールです。
そのため、単純に魚の風味が好きな愛猫に試してみるといいでしょう。
「お肉ミックス チキン・ラム・ビーフ入り」には家禽ミールだけでなく、ビーフミールとラムミールが使われています。
パッケージに掲載されている成分値を見る限りではお魚ミックスと全く同じなので、魚よりも鶏や牛が好みの愛猫にはこちらを選ぶといいですね。
そして、「バランス かつお・チキン・野菜入り」は野菜パウダーが配合されているのが特徴です。
と言っても、成分バランスはそのほかの2つのドライフードと変わりませんし、野菜パウダーが含まれていることがどのくらい嗜好性に影響を与えるかは分かりません。
「室内猫用 まぐろ・チキン・野菜入り」に関しては、そのほかのドライフードと比較するとカロリーがやや控えめで、毛玉の排出をサポートするために繊維質が増量されています。
とは言え、お魚ミックスやお肉ミックスと成分バランスに極端な差はありませんし、フリスキーは全体的にカロリーが控えめになっているので、成分に関しては正直どれを選んでも変わらないくらいのレベルです・・・
ウェットフード(缶詰)
シリーズ名 | 特徴 |
---|---|
お肉シリーズ | 3種類の風味あり:「ビーフほぐしタイプ」、「チキンほぐしタイプ」、「ミックスグリル 角切りタイプ」 |
トール缶 | 3種類の風味あり:「まぐろ」、「ミックス」、「まぐろと白身魚」 |
フリスキーのウェットフードは缶詰タイプだけで、パウチタイプやトレイタイプはありません。
「フリスキー 缶」も「トール缶」も総合栄養食のウェットフードですが、全年齢対応ではなく成猫~シニア猫用向けに成分バランスが調整された総合栄養食という点には注意してください。
「フリスキー 缶」の風味に関しては、【ビーフほぐしタイプ/チキンほぐしタイプ/ミックスグリル角切りタイプ】の3種類です。
そして、「トール缶」の風味は【まぐろ/ミックス/まぐろと白身魚】の3種類となっています。
フリスキーのウェットフードには小麦グルテンや着色料が使われているのが不安な要素ではあるものの、非常に安い缶詰タイプの総合栄養食というのは強みです。
また、缶詰タイプのフードは未開封ならドライフードより長持ちするので、口内トラブルなどでドライフードが食べられない時のためにストックしておきやすいのもメリットと言えます。
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キャットフード「フリスキー」の総合評価
Friskies(フリスキー)の意味とは?
Friskies(フリスキー)という商品名は「frisky」という英語がもとになっており、日本語に訳すと”元気な、活発な”という意味になります。
イキイキと元気な毎日を過ごせるようにという願いを込めてフリスキーという名前を付けたとのことですが、「猫大好きフリスキー」というCMを知っていてもさすがに意味まで知っている方は少ないのではないでしょうか?
もし猫好き同士で集まった時は、ぜひ小ネタとして使ってみてください(笑)
フリスキー(猫用)の原材料の評価
原材料一覧 |
---|
穀類(とうもろこし、コーングルテン、小麦)、肉類(家禽ミール、ミートミール)、豆類(大豆ミール)、植物性油脂、たんぱく加水分解物、魚介類(まぐろパウダー、かつおパウダー)、野菜類(野菜パウダー)、着色料(食用赤色2号、食用黄色4号、食用黄色5号)、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、調味料
※食物アレルギーの原因になりやすい原材料、品質が不明瞭な原材料、ガンやアレルギーの原因になる人工添加物は赤色で記載 |
ここからは、フリスキー ドライの「バランス かつお・チキン・野菜入り」の原材料を徹底評価していきます!
穀物が主原料で肉類の品質が不明瞭
分かりやすいように、食物アレルギーの原因になりやすい原材料と品質が不明瞭な原材料、そしてガンやアレルギーの原因になる人工添加物は赤色で記載しました。
口コミの項目で解説したように、フリスキーは不安な原材料がかなり多いことが分かりますね。
もちろん、肉類よりもコストがかからない穀物を主原料にすることで価格を安くできるというメリットがあるものの、肉類の品質が不明瞭なことに加えて”家禽ミール”、”ミートミール”など、具体的に何の肉や部位が使われているかも分かりません。
人工の着色料が使われている
また、フリスキードライはガンやアレルギーの原因になる人工着色料で色味をつけていますが、そもそも猫は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しているため、猫目線で考えればフードに色味を付ける意味はないです。
それなのになぜ着色料が使われているかと言えば、私たち飼い主の興味を惹くためでしょう。
もちろん、定められた最大基準を超えないように使われているでしょうが、長期的に食べ続けて何の影響も出ないという保証もないことから、安全性を最優先に考えて愛猫のフードを選びたいと考えている方からは敬遠されがちな傾向があります。
フリスキー(猫用)の成分の評価
成分表 | |
---|---|
タンパク質 | 30.0%以上 |
脂質 | 10.0%以上 |
粗繊維 | 4.5%以下 |
灰分 | 10.0%以下 |
水分 | 11.0%以下 |
マグネシウム | 0.13% |
カロリー (100gあたり) |
約339kcal |
原材料の次は、フリスキー ドライの成分を評価していきます。
(※表は「バランス かつお・チキン・野菜入り」の成分値です)
脂質とカロリーが控えめなドライフード
フリスキードライは一般的な総合栄養食のドライフードと比較すると、脂質とカロリーが控えめになっています。
肉類が主原料のドライフードは脂質が16~20%程度のものが多いことを踏まえると、穀物が主原料のフリスキーの脂質が控えめになっているのも納得ですね。
また、植物性タンパク質の割合がかなり多いと予想できますし、フリスキーのドライフードは肉食動物の猫本来の食事とはかけ離れたキャットフードと言えます。
このような理由もあり、タンパク質の内容にも配慮して愛猫のフードを選びたいと考えている場合には、良質な肉原材料が主原料として使われているフードをおすすめしています。
フリスキードライのマグネシウム量
フリスキードライのマグネシウム量に関しては0.13%と、一般的な総合栄養食のドライフードよりも若干高めな印象を受けます。
また、下部尿路の健康維持にはマグネシウムだけでなくカルシウムとリンのバランスが重要ですし、下部尿路の健康維持を目的としたフードはマグネシウム量が0.06~0.09%程度まで抑えられています。
そのため、愛猫の尿路結石のリスクに特に配慮してフードを選びたいと考えている場合には、各ミネラル含有量がしっかりと記載されており、カルシウムとリンとマグネシウムの比率が「1:0.8:0.08」に近いフードを選ぶといいでしょう。
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キャットフード「フリスキー」の総合評価
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
サイズ | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
1.8kg | – | 410円 | 375円 |
公式サイトとAmazon、楽天市場でフリスキードライの「バランス かつお・チキン・野菜入り」の価格を調査してみたところ、公式サイトでの販売はなくAmazonが最安値という結果になりました!
ペットショップやホームセンターでも取り扱っている店鋪は多いですが、通販サイトは定価よりも安く売られていることも多いですし、一定金額以上の購入で送料無料となる販売店もあるので、継続して購入する場合は通販サイトでまとめ買いするのがお得です。
通販ならわざわざ重い袋を運ぶ手間も省けますしね。
キャットフード「フリスキー」の総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 1/5点 |
成分 | 2/5点 |
安全性 | 2/5点 |
食いつき | 3/5点 |
コスパ | 5/5点 |
総合評価 | Eランク (S~Eの6段階評価) |
価格/内容量 | 375円/1.8kg (ドライフード) |
対応年齢 | 全年齢対応 (種類により異なる) |
原産国 | タイ |
販売会社 | ネスレ日本株式会社 |
当サイトのキャットフード「フリスキー」の総合評価はEランクです。
穀物が主原料として使われたフリスキーは猫本来の食事とはかけ離れたキャットフードと言わざるをえませんし、猫にとって必要のない人工添加物が使われていることも不安要素と言えます。
また、脂質とカロリーが控えめなことと植物性タンパク質の割合が多いと考えられること、ミネラルバランスが不明瞭なことも気になるところです。
ただ、その代わりにずば抜けて価格が安いキャットフードという強みがあります。
たとえ品質のいいフードを購入しても継続できなければ意味がないので、愛猫の餌代に月々いくらかけられるかをしっかりと考え、自分なりに価格と品質のバランスが取れていると思えるフードを購入するのが一番おすすめです。
※フリスキーは2020年9月いっぱいで販売終了となり、在庫が無くなり次第終売となります。