“ナチュラル”という言葉の通り、こだわり抜いた自然素材が使われたキャットフードのナチュラルバランス。
そんなナチュラルバランスを実際に愛猫に与えている方々の口コミ・評判を106件調査し、悪い口コミと良い口コミに分けてみました!
また、定番商品の「ホールボディヘルス」を我が家の愛猫と一緒にお試しした感想と、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。
目次
ナチュラルバランス(猫用)の悪い口コミ・評判
ナチュラルバランス(猫用)の悪い口コミ・評判は「期待していたのに全然食べない」、「消化不良を起こしてしまった」、「成分バランスで気になる部分がある」といった内容のレビューがあり、その中でも特に食いつきの悪さを指摘するレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、ナチュラルバランスには食いつきをよくするための人工添加物が使われていないことや、猫は食の好みが激しい動物ということが関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食べない・食べなくなった(15件)
- 軟便・下痢気味になった(3件)
- 吐く回数が増えた(2件)
- 塩分が気になる(1件)
という結果になっています。
食べない・食べなくなった
ナウフレッシュ、ナチュラルバランスもクプレラも食べない🤔満サポも韓国生産になってから一口も食べない。
猫さんが食べてくれるカリカリが見つからない😦— 日本酒🍶 (@campanula913) April 4, 2020
今回調査した106件の口コミ・評判のうち「全然食べない」、「食べなくなった」という悪評が15件ありました。
一般的には人工の香料や調味料で味や香りを整えた餌の方が食いつきがいい傾向があるので、そういった餌を食べ慣れている猫はナチュラルバランスを気に入ってくれないかもしれません。
ただ、人工添加物が使われた安い餌より食いつきがいいというレビューもチラホラと見かけたので、愛猫にも分からないくらいのペースでゆっくりと餌を切り替えれば受け入れてくれる可能性は高いと思います。
軟便・下痢気味になった
次に多かった悪い口コミ・評判は、軟便・下痢気味になった」という内容のレビューでした。
便が緩くなる原因として考えられるのは、食物アレルギーか急な餌の切り替えです。
ナチュラルバランスの商品は食物アレルギーを起こしにくい原材料が使われていますが、猫によって食物アレルギーの原因となる原材料は様々なので、種類によっては消化不良を起こしてしまうかもしれません。
また、急な餌の切り替えは消化の負担になってしまうため、ナチュラルバランスに慣れるまで一時的に便が緩くなる可能性はあります。
吐く回数が増えた
#ナチュラルバランス #食物アレルギー #ペットフード
サーモン&チックピーを猫にあげたのだけど吐いてしまった
うちの猫のアレルギーに何か引っかかるのかもしれない
グリンピースのやつと併用してみます pic.twitter.com/IUJZg4nrxF— ツキユキ (@machidukiyuki) February 7, 2020
ナチュラルバランスに切り替えて吐き戻しが増えるのも、軟便・下痢気味になる理由と同じです。
食物アレルギーが原因で消化不良を起こしている場合には、グルテンフリーの商品でダメなら次はグレインフリーの商品を試し、それでもダメなら次は肉原材料が限定された商品を試してみる・・・といったように、地道にアレルギーの原因を特定するしかありません。
餌の切り替えに関しては10日くらいを目安にして、1日1割ずつナチュラルバランスの割合を増やしていくのがおすすめです。
塩分が気になる
通販サイトでナチュラルバランスの口コミ・評判を調査してみると、原材料に”塩化ナトリウム”と記載されているのを見た方が”塩分が気になる”というレビューを書き込んでいました。
確かに塩分の摂り過ぎは健康を損ねる原因になりますが、塩分の摂取量が足りない場合も健康を損ねる原因になってしまいます。
ナチュラルバランスの商品には猫が健康な体を維持するために必要な量を配合しているので、塩化ナトリウムが含まれているからといって神経質にならなくてもいいでしょう。
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ナチュラルバランス(猫用)の総合評価
ナチュラルバランス(猫用)の良い口コミ・評判
ナチュラルバランス(猫用)の良い口コミ・評判は「食べすぎてしまうくらい食いつきがいい」、「安心して愛猫に食べさせられる」、「飼い主にも分かるくらいの変化があった」という内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、ナチュラルバランスは天然の原材料の香りでしっかりと嗜好性が高められていることや、猫にとって必要のない人工添加物が一切使われていないことが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(41件)
- 原材料に安心感がある(15件)
- 成分バランスがいい(9件)
- 毛並み・毛艶が良くなった(6件)
- いい便が出るようになった(6件)
- 小粒で食べやすそう(6件)
- 吐く回数が減った(2件)
という結果になっています。
食いつきがいい
猫のフード、ナチュラルバランスに戻したら、めっさ食いよる。
まって、まって、たると食事制限だからーーーーーーーー。それチョコのご飯だからーーーーー!!— したちふ (@LHGx5Yh37T5WS9S) March 9, 2020
今回調査し口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」というレビューでした。
食いつきが悪いというレビューが15件だったのに対して、食いつきがいいというレビューが41件という比率から考えても、ナチュラルバランスの嗜好性は良くも悪くもない平均レベルと捉えられます。
なお、ナチュラルバランスのドライフードは鶏肉が主原料として使われている商品が多いですが、サーモンが主原料として使われた商品や鴨肉が使われた商品もあるので、愛猫の食の好みに合わせて選びやすいのは強みと言えますね!
原材料に安心感がある
①私は猫のご飯でも添加物などが気になるので、
ナチュラルバランスのグルテンフリータイプをあげています。1kgで1500円ほどです。
小麦後、着色や香料はもちろん入っておりません。— すみれ (@sumire0122) December 17, 2018
次に多かった良い口コミ・評判は、「ナチュラルバランスは原材料に安心感がある」というレビューです。
ナチュラルバランスには危険性のある人工添加物は一切使われていませんし、食物アレルギーを起こしにくい原材料が使われているのも安心できる要素です。
なお、”ミール”という原材料を見て人間の食肉として出回らない粗悪な肉原材料(副産物)を連想する方もいると思いますが、ナチュラルバランスのミールと書かれている肉原材料は人間でも食べられる品質のものなので安心してください。
成分バランスがいい
1匹消化器が悪いからロイカナ食べてるけど、ナチュラルバランスは月齢問わず食べれるし、オメガ3と6が皮膚にいいから、ちょっとお肌が弱いママ猫の為に結局これになった。ママ猫と言っても一度も子猫産んだ事無いんだけど(笑)皆の面倒をすごく良くみてくれてるから皆のママなのだ(笑)
— 紫 (@kirarin_39) July 3, 2018
良い口コミ・評判の中には、”成分バランスがいい”というレビューもありました。
ナチュラルバランスは室内猫向けに太り気味の猫向けに成分バランスが調整された「ファットキャッツ」、穀物アレルギーと特定の肉原材料にアレルギーのある猫に配慮した「グリーンピース&ダック」など、猫の飼育環境や体質に合わせた様々な商品を取り揃えています。
また、ナチュラルバランスの商品は全体的にカロリーがやや控えめなので、完全室内飼いで運動量が少ない日本の猫向けのキャットフードと言えるでしょう。
毛並み・毛艶が良くなった
@shijimi_mike ナチュラルバランスは健康によく長生きします。毛並みや目に力が宿るのでとてもいいです。飼い猫も平均年齢より6歳ぐらい長く生きられてると思います。健康的な良い暮らしをさせてあげてください。あとしじみちゃんの前でツイッターの反応をみせないでください。猫だから傷つきます。
— (@t34721109) March 22, 2020
そのほかには、「毛並み・毛艶が良くなった」といった内容のレビューや、「痒がらなくなった」というレビューも確認できました。
毛並み・毛艶が良くなった理由は、ナチュラルバランスにはオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸がバランスよく含まれているからでしょう。
例えば、ホールボディヘルスにはオメガ6脂肪酸が2.5%以上、オメガ3脂肪酸が0.5%以上含まれており、ちょうど皮膚・被毛の健康維持に理想的とされている【5:1】というバランスになっています。
次の痒がらなくなった理由についてですが、食物アレルギーは下痢や嘔吐といった消化不良だけでなく皮膚炎を起こすこともあるため、食物アレルギーの原因になりにくい原材料が使われたナチュラルバランスに切り替えることで皮膚の状態が改善する可能性はあります。
いい便が出るようになった
今回調査した口コミ・評判の中には、”ナチュラルバランスに切り替えたらいい便が出るようになった”というレビューもありました。
猫は炭水化物の消化吸収が苦手なので、穀物が過剰に使われているフードを食べると下痢や嘔吐といった消化不良の原因になります。
こういった事情もあり、穀物が主原料のドライフードからナチュラルバランスに切り替えてから便の状態が良くなったと実感する方が多いようです。
また、ナチュラルバランスには繊維質が豊富に配合された商品もあるので、便秘気味の猫にもお試ししてみる価値はあるでしょう。
小粒で食べやすそう
通販サイトやSNSで口コミを調査してみると、”ナチュラルバランスは小粒で食べやすそう”、という評判も見つかりました。
ナチュラルバランスはまだ体が小さい子猫や歳を取って顎の力が弱くなった老猫、シンガプーラなどの小型種を飼っている方にはちょうどいい粒のサイズだと思います。
また、口内トラブルが原因で大粒のフードが食べられない場合の代替品としてもいいですね。
吐く回数が減った
ナチュラルバランスに切り替えて吐き戻しが減る理由も、便の状態が良くなったという理由と同じです。
もし今の時点で穀物が主原料として使われているフードを食べさせていて下痢、嘔吐といった消化不良に悩まされているなら、ナチュラルバランスのような小麦グルテンフリー、あるいはグレインフリーの商品への切り替えを強くおすすめします。
ナチュラルバランス(猫用)の口コミ・評判まとめ
ナチュラルバランス(猫用)の悪い口コミ・評判は「期待していたのに全然食べない」、「消化不良を起こしてしまった」、「成分バランスで気になる部分がある」といった内容のレビューがあり、その中でも特に食いつきの悪さを指摘するレビューが多い傾向にありました。
その一方で、ナチュラルバランス(猫用)の良い口コミ・評判は「食べすぎてしまうくらい食いつきがいい」、「安心して愛猫に食べさせられる」、「飼い主にも分かるくらいの変化があった」という内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、ナチュラルバランスは天然の原材料の香りでしっかりと嗜好性が高められていることや、猫にとって必要のない人工添加物が一切使われていないことが関係していると考えられます。
- 食べない・食べなくなった
- 軟便・下痢気味になった
- 吐き戻しが増えた
- 塩分が気になる
- 食いつきがいい
- 原材料に安心感がある
- 成分バランスがいい
- 毛並み・毛艶が良くなった
- いい便が出るようになった
- 小粒で食べやすそう
- 吐く回数が減った
愛猫とナチュラルバランスをお試し!
愛猫のレイちゃんと一緒にナチュラルバランスをお試ししてみました!
レイちゃんは肥満気味というわけでもなければ穀物アレルギーでもないので、定番商品のホールボディヘルスをお試ししてみることに。
ナチュラルバランスはアメリカ発のプレミアムフードですが、正規品のパッケージにはほとんど日本語で説明が書かれています。
賞味期限に関しては、裏面の右下に西暦年月日で印字されていました(NBUPというアルファベットの横の数字)。
今回は1kgの大袋を2袋購入したのですが、袋の開け口にはジッパーがついているので保存もしやすいです。
袋を開けた時に漂ってくる匂いの印象は、お酒のおつまみのような香り(笑)
そこまで強烈な香りではないので食いつきが悪いのではないかと心配でしたが、いざ与えてみると初日から警戒はせずナチュラルバランスを受け入れてくれました。
ただ、抜群に食いつきがいいというわけでもなく、一度に食べる量はそれほど多くはありません。
そのため、食事の回数を増やして規定量を食べられるようにしました。
完全切り替え後の実食動画も撮影してみたので、食いつきの参考にしてみてください。
ナチュラルバランスの粒の大きさはほとんど均一に整っていて、大体7~8mmくらいの小粒サイズになっています。
厚みもほとんどないので、固形物を食べ始めた子猫や小柄な成猫、顎の力が衰えてきたシニア猫でも食べやすいでしょう。
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ナチュラルバランス(猫用)の総合評価
キャットフード「ナチュラルバランス」の種類
猫用ナチュラルバランスからは、子猫から老猫にまで与えられる総合栄養食のドライフードとウェットフードが販売されています。
ドライフード
種類 | 特徴 |
---|---|
ホールボディヘルス | 一般的な総合栄養食のドライフードと比較するとやや低カロリー |
リデュースカロリー | ホールボディヘルスよりも低脂質・低カロリー&繊維質が大幅に増量 |
ファットキャッツ | ダイエットが必要な猫に配慮して脂質とカロリーがかなり控えめ |
インドアキャット | ホールボディヘルスと比較するとやや低タンパク・低脂質・低カロリー |
グリーンピース&ダック | 主原料にグリーンピースとダックが使われたグレインフリーフード |
サーモン&チックピー | 主原料にサーモンとヒヨコ豆が使われたグレインフリーフード |
ナチュラルバランスのドライフードは「ホールボディヘルス」、「リデュースカロリー」、「ファットキャッツ」、「インドアキャット」、「グリンピース&ダック」、「サーモン&チックピー」の6種類です。
以前までは「ウルトラプレミアム ドライキャットフード」がナチュラルバランスの定番商品でしたが、現在は販売が終了してホールボディヘルスが定番商品として販売されています。
ホールボディヘルスはグレインフリーではありませんが、食物アレルギーの原因になりにくい小麦グルテンフリーのドライフードなので、穀物が主原料に使われたフードを食べて愛猫が消化不良を起こしているならまず試してみたい商品です。
リデュースカロリーの”リデュース”というのは日本語で“減らす”という意味で、商品名が示す通りホールボディヘルスよりも低カロリーなドライフードです。
ファットキャッツはリデュースカロリー以上にダイエットが必要な猫向きの成分バランスなので、明らかに太り過ぎの猫にはファットキャッツを、少し肥満が気になる程度の猫にはリデュースカロリーを選ぶといいでしょう。
室内飼いの猫向けフードのインドアキャットは、ホールボディヘルスよりもやや低タンパク・低脂質・低カロリーになっています。
特に肥満は気にならないものの運動量が控えめでカロリー消費量が少ない猫には、ホールボディヘルスよりもインドアキャットがおすすめです。
グリーンピース&ダックは、主原料にグリーンピースとダック(鴨肉)が使われた珍しいドライフードです。
また、穀物が一切使われていないグレインフリーフードというだけでなく、肉原材料も1種類だけに限定されていることから、鴨肉以外の肉原材料にアレルギーのある猫にも食べさせられます。
サーモン&チックピーもグリーンピース&ダックと同じグレインフリーフードで、こちらは名前の通りサーモンとチックピー(ヒヨコ豆)が主原料として使われています。
ウェットフード(缶詰/トレイ/パウチ)
シリーズ名 | 特徴 |
---|---|
ウルトラプレミアムキャット缶 | 飼育環境や食の好みに合わせた9種類の商品あり【ホールボディヘルス、リデュースカロリーフォーミュラ、ターキー、インドアキャット、オーシャンフィッシュ、ツナ&シュリンプ、サーモン、ベニソン&グリーンピース、ダック&グリーンピース】 |
ディレクタブル ディライツ | シチュータイプのウェットフード(全5種類)【シーブリュレ、キャタトゥイユ、オーフィッシャリースキャンピー、パーフェクトパエリア、ライフズアビーチ】 |
プレートフルズ レギュラーフォーミュラ | 肉や魚を組み合わせたウェットフード(全4種類)【ターキー・チキン&ダック、コッド・チキン・ソール&シュリンプ、チキン&サーモン、チキン&ジブレッツ】 |
プレートフルズ インドアフォーミュラ | レギュラーフォーミュラよりも繊維質が豊富&脂質が控えめ(全4種類)【マッカレル&サーディン、チキン&チキンレバー、ターキー・サーモン&チキン、サーモン・ツナ・チキン&シュリンプ】 |
ナチュラルバランスの猫用ウェットフードは「ウルトラプレミアムキャット缶」、「ディレクタブル ディライツ」、「プレートフルズ レギュラーフォーミュラ」、「プレートフルズ インドアフォーミュラ」の4シリーズに分かれています。
「ウルトラプレミアムキャット缶」は缶詰タイプの総合栄養食で、飼育環境や食の好みに合わせた9種類のウェットフードを取り揃えています。
「ディレクタブル ディライツ」はトレイに入ったシチュータイプの成猫向け総合栄養食で、風味のラインナップは5種類です。
「プレートフルズ」はパウチタイプの成猫向け総合栄養食となっており、”インドアフォーミュラ”は”レギュラーフォーミュラ”よりも繊維質が豊富で脂質は控えめという特徴があります。
ナチュラルバランスのお試しサンプルについて
公式サイトではお試しサンプルの無料配布や販売は行われていませんが、楽天市場では不定期で有料のお試しサンプルを用意している販売店があります。
1食分くらいの量だと物珍しさで何でも食べる猫もいますが、3~4食分くらいのお試しサンプルなら愛猫の好みの香り・味かどうかのざっくりとした判断はできるでしょう。
ただ、タイミングによってはお試しサンプルの取り扱いがないことや、開封してしばらく経った状態のフードを愛猫が食べてくれるかどうかの判断ができないのがネックです。
こういった理由もあり、できれば大袋を1袋購入して食いつきや体調の変化をじっくりと確認することをおすすめしています。
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ナチュラルバランス(猫用)の総合評価
ナチュラルバランス(猫用)の原材料の評価
原材料一覧 |
---|
チキンミール・玄米・鶏肉・オート麦・チキン肝臓・サーモンミール・鶏脂肪(天然混合トコフェロールで酸化防止)・ダックミール・自然風味・ニシン油・豆ファイバー・オートファイバー・ブリュワーズドライイースト・塩・塩化カリウム・DL-メチオニン・塩化コリン・亜鉛アミノ酸キレート・硫酸亜鉛・硫酸鉄・鉄アミノ酸キレート・硫酸銅・銅アミノ酸キレート・亜セレン酸ナトリウム・硫酸マンガン・マンガンアミノ酸キレート・ヨウ素酸カルシウム・タウリン・Lアスコルビン2ポリフォスフェイト(ビタミンC)・L-トリプトファン・ビタミンE・ナイアシン・一硝酸チアミン・Dカルシウムパントテン酸塩・ビタミンA・ピリドキシン塩酸塩・リボフラビン・ビオチン・ビタミンB12・葉酸(ビタミンB)・ビタミンD3・天然混合トコフェロール・乾燥クランベリー・乾燥ブルーベリー・L-リジン・乾燥ケルプ・乾燥ユッカシジゲラエキス・ローズマリーエキス |
ここからは、ナチュラルバランスの「ホールボディヘルス(ドライフード)」の原材料を評価していきます!
小麦グルテンフリーのキャットフード
危険性のある人工添加物が使われていないこと、人間も食べられる品質の原材料が使われていること、食物アレルギーの原因になりにくい原材料を使用という3つの要素を満たしたナチュラルバランス。
穀物ではなく肉原材料が主原料に使われているナチュラルバランスは猫本来の食事に近く、人間目線ではなく猫目線で作られたナチュラルキャットフードと捉えられます。
(※グリーンピース&ダックは第一原材料がグリーンピースになっています)
もし今の時点で3つの要素を満たしていないフードを食べさせていて下痢や嘔吐、皮膚炎といった症状に悩まされている場合には、ナチュラルバランスに切り替えてみる価値はあるでしょう。
ナチュラルバランス(猫用)の成分の評価
成分表 | |
---|---|
粗タンパク質 | 34.0%以上 |
粗脂肪 | 17.0%以上 |
粗繊維質 | 3.0%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
オメガ6脂肪酸 | 2.5%以上 |
オメガ3脂肪酸 | 0.5%以上 |
カルシウム | 1.2%以上 |
マグネシウム | 0.1%以下 |
リン | 1.0%以上 |
タウリン | 0.15%以上 |
カロリー (100gあたり) |
365kcal |
原材料の次は、ナチュラルバランスの成分を評価していきます。
(※表は「ホールボディヘルス」の成分値です)
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
ホールボディヘルスのタンパク質は34%、脂質は17%、100gあたりのカロリーは365kcalと、タンパク質を適度に含みつつも脂質とカロリーはやや控えめで、室内飼いされていることが多い日本の飼い猫にぴったりの成分バランスです。
また、ホールボディヘルスよりもタンパク質・脂質・カロリーが控えめなインドアキャット、肥満気味の猫向けに脂質とカロリーがかなり控えめなファットキャットも販売されており、愛猫の運動量や食事量に合わせてフードを選べるのが強みと言えます。
ただ、育ち盛りの子猫には高タンパク・高カロリーなフードを与えるべきなので、生後半年以内の子猫向けフードとしてのおすすめ度は下がります。
マグネシウム・リン・カルシウムのバランス
ホールボディヘルスのマグネシウム含有量は0.1%、リン含有量は1.0%、カルシウム含有量は1.2%と掲載されています。
下部尿路の健康維持に配慮したフードに比べるとマグネシウム量が多いと感じるかもしれませんが、大切なのはマグネシウムだけでなくリンとカルシウムも含めたバランスです。
尿路結石ができにくいミネラルバランスは「カルシウム:リン:マグネシウム=1:0.8:0.08」とされており、ホールボディヘルスは理想通りのミネラルバランスになっています。
こういったミネラルバランス上、ナチュラルバランスは尿路結石(ストルバイト結石)のリスクにしっかりと配慮されたキャットフードと捉えることができますね。
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ナチュラルバランス(猫用)の総合評価
ナチュラルバランス(猫用)の給餌量
体重 | 給餌量 |
---|---|
1.0~2.0kg | 19~30g |
3.0~4.0kg | 40~49g |
5.0~6.0kg | 56~64g |
7.0~8.0kg | 71~77g |
ナチュラルバランスの「ホールボディヘルス」のパッケージに掲載されている成猫の給餌量は表の通りです。
そのほかのパッケージにも給餌量がされていますが、実際には猫の体質や運動量によって適量は変わってきます。
そのため、餌を切り替えてからしばらくの間はこまめに体重を量って給餌量を調整するようにしましょう。
シニア猫の給餌量に関しては、成猫の給餌量から1~2割減らしたくらいの量を目安にしてみてください。
子猫の餌の量についてですが、成長期の子猫はたくさんの栄養が必要なので、生後半年くらいまでの間は愛猫にあげる量にあまり神経質になりすぎず、基本的には欲しがるだけ食べさせて大丈夫です。
生後半年以降は必要なエネルギー量が減っていくため、表を参考にしながら徐々に給餌量を調整しましょう。
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
サイズ | 販売価格 |
---|---|
300g | 880円 |
500g | 1,372円 |
1kg | 1,705円 |
2.85kg | 4,730円 |
ナチュラルバランスのホールボディヘルスの販売価格を公式サイトと楽天市場、Amazonで調査してみたところ、どこも同じ価格で販売されていました。
最近はナチュラルバランスを店頭で販売している店鋪も増えてきましたが、まだまだ取扱店が少ないプレミアムフードなので、ナチュラルバランスをお試しするなら販売状況を確認できる通販サイトを利用するのがおすすめです。
ネット通販となるとナチュラルバランスの販売店はかなり多いですし、通販サイトは一定金額以上の購入で送料無料となる販売店もありますからね。
ただし、上記の価格より明らかに格安な商品が販売されている場合、管理状態が悪くて品質が劣化していたり賞味期限切れ間近の可能性があるので、値下げされている理由が分からない商品は避けた方が無難です。
ナチュラルバランス(猫用)の総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 4/5点 |
成分 | 5/5点 |
安全性 | 5/5点 |
食いつき | 3/5点 |
コスパ | 4/5点 |
総合評価 | Aランク (S~Eの6段階評価) |
価格/内容量 | 880g/300g 1,372円/500g 1,705円/1kg 4,730円/2.85kg (ドライフード) |
対応年齢 | 全年齢対応 (種類により異なる) |
原産国 | アメリカ |
販売会社 | 株式会社プライム |
当サイトのキャットフード「ナチュラルバランス」の総合評価はAランクです。
全体的に肉原材料の割合が控えめなことは気になりますが、猫にとって必要のない人工添加物が一切使われていないだけでなく、消化不良の原因になりにくい原材料が使われているのが魅力的です。
また、プレミアムフードの中ではお手頃な値段で販売されていることも評価できます。
【品質と価格のバランスが取れたフードを愛猫に与えたい】と考えているなら、ぜひ一度お試ししてみてください。