あなたは猫を飼っていて「餌の回数は1日何回くらいに分けた方がいいのか」「餌を与える時間帯はいつ頃がいいのか」と疑問に思ったことはないでしょうか?

中にはドライフードを置き餌している方もいるかもしれませんが、置き餌にはメリットもあればデメリットもあります。

この記事では猫の餌の回数と時間について詳しく解説しているので、現在の餌の与え方に不安を感じてるならぜひ参考にしてみてください。

猫の餌の回数について

実は、猫の食事の回数にこれという決まりはありません。

大切なのは食事の回数よりも給餌量で、愛猫の必要カロリーにあわせて与えられているなら回数はそれほど重要ではないです。

ただ、好きな時間に獲物を捕食していた野生の猫とは違って、飼い猫は飼い主に差し出されたタイミングで餌を食べるしかありません。

そのため、愛猫に配慮して食事回数を調整するというよりは、飼い主の生活リズムにあわせて食事回数を調整すると考えた方が自然です。

 

これだけ聞くと1日1回でもいいのかと思うかもしれませんが、猫はもともと少しずつ餌を食べる傾向があるので、食事の回数を極端に少なくするのも考えものです。

このことを踏まえながら、猫のライフステージ(子猫・成猫・高齢猫)別の食事回数について掘り下げて解説していきます。

▼猫の餌の量についての詳しい解説はこちら
1日のキャットフードの量の目安と計算方法を徹底解説!

子猫の食事回数

まだ体が小さい子猫はたくさんの量を食べられないので、食事の頻度を増やして必要なエネルギーを摂り入れられるようにしましょう。

生後5ヶ月から6ヶ月くらいまでの子猫の食事回数の目安は4~5回ですが、一度に食べ切れる量が少ない場合はこれより増やして問題ありません。

生後2・3・4ヶ月くらいの子猫はどれくらい餌を食べられるのか分からないので、置き餌をしていつでも食べられる状態(自由給餌)という形でも大丈夫です。

 

ただ、置き餌できるのはドライフード限定で、フードボウルに入れたドライフードは遅くても1日以内に入れ替えるようにしてください。

子猫が成長すれば一度に食べ切れる量も増えてくるので、子猫の成長に合わせて食事回数を減らしていきます。

食事回数の減らし方

生後7・8・9ヶ月頃の子猫の食事回数は3~4回を目安にしつつ、12ヶ月頃までに2~3回に調整できるのが理想的ですが、いきなりご飯の回数を減らしてしまうとストレスの原因になってしまいます。

そのため、5回から4回に減らす場合は5回の日と4回の日を交互に作り、4回から3回に減らす場合は3回の日と2回の日を交互に作る・・・といったように、徐々に慣れさせていくのがいいでしょう。

また、子猫の体重がしっかりと増えているか確認することも大切ですよ。

成猫の食事回数

成猫の食事回数は朝・昼・晩の3回か、朝・晩の2回が目安です。

もしおかわりの催促がうるさい場合には、1日あたりの給餌量は変えずに食事回数を増やして対応するといいでしょう。

次のご飯までの間隔が短くなれば空腹の時間も短くなるので、すぐにご飯をおねだりされる心配は無くなります。

その逆に、空腹の状態が長時間続くと体内の糖が脂肪に変わって肥満の原因になってしまうので、愛猫の様子を伺いながら食事回数を上手に調整してみてくださいね。

高齢猫の食事回数

高齢猫の食事回数は2~4回くらいの範囲が目安になります。

成猫よりも食事回数が多くする理由は、歳を取ると一度に食べ切れる量が減るためです。

特に食事量や体重の増減がなく体調にも問題がないようであれば、それまでと同じ回数で問題ありません。

猫の餌の時間について

愛猫に餌をあげる時間帯は、できるだけ規則正しくした方がいいです。

時間が不規則だとどれくらい餌を食べているか把握しづらく、愛猫が食欲不振に陥ってもすぐに気づいてあげることができません。

例えば、1日の食事回数が4回の場合は4~5時間おきの【8時/12時/16時/20時】といったように、餌を与える間隔が均一になるように与えられるのが理想的です。

 

時間帯はあくまで一例なので、3回の場合は6~8時間おき、2回の場合は10~12時間おきくらいを目安にして、規則正しく餌を与えられるようにしてください。

もし難しい場合は自動給餌器を使うのも一つの手ですが、長時間家を空ける用事がないなら食べ残した餌は片付けずに置き餌という形で様子を見てもいいでしょう。

置き餌のメリットとデメリット

置き餌のメリットは、なんと言っても餌の管理が楽なことです。

外出前にフードボウルに1日分の餌を入れておけば、後は愛猫がその餌を食べ切るまで放っておくだけで済みます。

ただ、置き餌は食べムラの原因になり、過食や肥満に繋がるのがデメリットです。

多くの猫は必要な食事量を自分で調整することができると考えられていますが、中には食べられるだけご飯を食べてしまう猫もいます。

 

そして、食欲旺盛の猫に対して置き餌をすると一気食いをして下痢や嘔吐といった消化不良に繋がったり、体内に脂肪を溜め込みやすい体質になってしまうという・・・デメリットもあります。

また、長時間置き餌をすれば風味が落ちて食いつきが悪くなりますし、衛生面でもよくありません。

こういった理由もあり、少なくとも愛猫と一緒にいられる時間には置き餌はせず、できる限り回数を分けて餌を与えることをおすすめしています。