キャットフードはドライタイプにせよウェットタイプにせよ、空気に触れることで酸化が進行して風味や品質が落ちていきます。

中にはドライフードを開封した後は輪ゴムや洗濯バサミで袋の口を閉じているだけの方もいるかもしれませんが、不完全な密閉保存ではたくさんの空気に触れて酸化の進行が早まってしまい、酸化したフードを食べると下痢や嘔吐といった体調不良の原因になる可能性があります。

この記事ではキャットフードの正しい保存方法をドライとウェットに分けて掘り下げて解説しているので、ぜひ普段の保存方法と照らし合わせながら読み進めてみてください!

キャットフードの保管場所

実は、密封された状態とはいえ開封前のキャットフードもゆっくりと酸化が進行していきます。

そのため、開封前・開封後に関わらず温度変化が少ない冷暗所で保管するのが基本と覚えておきましょう。

例えば、窓際のような直射日光が当たる場所は温度変化が激しいので、食器棚やパントリーといった収納スペースに保管するのがおすすめです。

床から離れた場所で保管すれば愛猫が袋を破って食べてしまわないですし、虫やネズミの被害も抑えられます。

 

なお、ドライフードは48℃以上の場所に48時間以上置いておくと品質の劣化や栄養素の破壊が始まります。

それと、湿気の多い場所はカビの原因になるので避けましょう。

開封後のドライフード(カリカリ)の保存方法

開封後のドライフード(カリカリ)の酸化を最小限に抑えられるのは、真空パック器を使って1食分ずつに小分けする方法です。

ただ、真空パックに使うパックは結構高いですし、労力がかかりコスパも悪い保存方法と言えます。

それに、ほとんどのメーカーは開封後のドライフードの賞味期限は1ヵ月程度と回答しており、賞味期限内に消費できるなら直射日光と高温多湿を避けて冷暗所で保存すれば問題なし・・・としています。

 

そのため、1ヵ月前後で食べ切れるサイズを選べば、わざわざ真空パック器を使って小分けするほどでもないでしょう。

このことを踏まえた上で、私がおすすめしているドライフードの保存方法は2つです。

フードストッカーに袋のまま入れてしまう

1つ目は、大袋が入るサイズのフードストッカーに袋のまま入れてしまう方法です。

中身をフードストッカーに入れ替えるよりも衛生的ですし、脱酸素剤や乾燥剤を入れておけばさらに酸化を防ぐことができます。

もちろん、フードストッカーの中に入れた袋の口をしっかりと閉めておくことも忘れないように!

 

ジッパーが付いている袋は中の空気をできるだけ抜いてジッパーを閉め、ジッパーが付いていない袋は保存用の袋止めクリップを使うか大きめのジップロックに移し替えてしまいましょう。

ちなみに、ジッパーが付いていない袋の場合、私は大きめサイズのジップロックに袋ごと入れています。

▼フードストッカー(保存容器)についての詳しい解説はこちら
キャットフードの保存容器おすすめ7選|おしゃれで機能性が高いのは?

ジップロックに1~3日分ずつ小分けする

2つ目は、ジップロックに1~3日分ずつ小分けする方法です。

これならそれほど手間がかかりませんし、袋を開け閉めする回数も減らせます。

ドライフードを小分けする場合にも袋の中の空気はできる限り抜いて、小分けした袋の中に脱酸素剤や乾燥剤を入れておきましょう。

ちなみに、猫を飼っている方のブログで小分けしたドライフードを冷蔵庫に保存しているという記事を見かけたことがありますが、フードを出し入れする時に結露が発生してカビの原因になるのでおすすめしません。

開封後のウェットフードの保存方法

缶詰タイプのウェットフードを開封した後は、缶の口のサイズに合うプラスチック製のキャップで蓋をして冷蔵保存しましょう。

もしキャップが用意できない場合にはラップで代用しても問題ありませんが、空気が入り込む隙間を作ってしまわないよう気をつけてください。

隙間があると酸化が早まりますし、他の食べ物に匂いが移ってしまいます。

パウチタイプのウェットフードはそのまま保存できないので、別の容器に移し替えてからラップをして冷蔵保存しましょう。

小分けして冷凍保存するのもあり

開封後のウェットフードの賞味期限は約1日と短いので、「とても賞味期限内に食べきれない!」と思う方もいるかもしれません。

そんな場合には、1食分ずつラップに小分けして冷凍保存しても大丈夫です。

冷凍したウェットフードを解凍する場合は、電子レンジは使わず自然解凍してください。
(※温めすぎると風味が落ちるだけでなく、壊れてしまう栄養素があります)

 

冷凍したウェットフードの賞味期限は3週間程度が目安ですが、冷凍期間が長いと冷凍焼けして風味が落ちてしまうので、できれば早めに使い切った方がいいです。

また、冷凍した期間が短くても解凍すると風味や食感が変わることから、猫によっては食べてくれなくなる可能性もあります。

もし冷凍後のウェットフードの食いつきが心配なら、試しに1食分冷凍した後に解凍してみて愛猫が食べてくれるか様子を見てみることをおすすめします。