人間でも食べられる高品質な原材料が使われていること、危険性のある人工添加物が使われていないこと、猫の消化不良の原因になりやすい小麦グルテンが含まれていないという3つの要素を満たしたボッシュ社のザナベレキャットフード。

今回はそんなザナベレを愛猫に与えている方々の口コミ・評判を128件調査し、悪い口コミと良い口コミに分けて整理してみました!

また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひ愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

ザナベレ(猫用)の悪い口コミ・評判

口コミ内容 件数
食べない・食べなくなった 18件
値段が高い 7件
軟便・下痢気味になった 2件
吐く回数が増えた 2件

楽天市場とAmazon、SNSで猫用ザナベレの口コミを調査してみたところ、「食べない・食べなくなった」、「値段が高い」、「軟便・下痢気味になった」、「吐く回数が増えた」といった悪評を確認できました。

順番に見ていきましょう。

食べない・食べなくなった

ザナベレの悪評で一番多かったのは、食いつきの悪さを指摘する口コミでした。

原因として考えられるのは、ザナベレは人工の香料や調味料を使わず天然由来の原材料そのものの香りで風味を整えていることです。

一般的には人工添加物で風味が整えられたフードの方が嗜好性が高い傾向にあるので、愛猫がザナベレのようなナチュラルフードを食べ慣れていない場合、フードの切り替えに苦労するかもしれません。

値段が高い

次に多かったのは、「ザナベレは値段が高い」という悪評です。

猫の体に負担を与える可能性のある人工添加物が使われていないだけでなく、人間でも食べられる高品質な原材料が使われているだけあって、ザナベレの100gあたりの値段は約235円と安くはありません。
(※販売価格は”アダルトチキン”を参考にしています)

いくら品質のいいフードを愛猫に食べさせてあげたいからといって、継続することができなければあまり意味がないので、現実的に継続購入できる値段かどうかという点まで考慮して購入を検討することをおすすめします。

軟便・下痢気味になった

そのほかには、「軟便・下痢気味になった」という悪評も。

軟便・下痢の原因として考えられるのは、餌の急な切り替え食物アレルギーです。

まず、餌の急な切り替えは消化の負担になってしまうので、ザナベレに慣れるまで一時的に便が緩くなる可能性があります。

次の食物アレルギーに関してですが、ザナベレには猫の食物アレルギーの原因になりやすい小麦グルテンが含まれていないものの、猫によっては穀物全般にアレルギーがあったり特定の肉原材料にアレルギーがあることもあります。

吐く回数が増えた

ザナベレに切り替えて軟便・下痢をする理由も、吐く回数が増える理由と同じです。

餌の切り替えが急すぎると消化不良の原因を特定しづらくなってしまうので、1週間から10日はかけてゆっくりと餌を切り替えることをおすすめします。

なお、食物アレルギーが原因で消化不良を起こしている場合には次は穀物不使用のグレインフリーを試してみて、それでもダメなら肉原材料の種類が限定されたフードを・・・といったように、地道にアレルギーの原因を特定していくことになります。

ザナベレ(猫用)の良い口コミ・評判

口コミ内容 件数
食いつきがいい 57件
原材料に安心感がある 29件
便の状態が良くなった 6件
皮膚・被毛の状態が良くなった 4件
吐く回数が減った 3件

良い口コミに関しては「食いつきがいい」、「原材料に安心感がある」、「便の状態が良くなった」、「皮膚・被毛の状態が良くなった」、「吐く回数が減った」といった内容の評判が見つかりました。

食いつきがいい

今回調査した口コミで一番多かったのは、食いつきのよさを評価する口コミでした!

ただ、食いつきの悪さを指摘する悪評との比率を踏まえると、ザナベレの嗜好性は高くもなく低くもない平均レベルといった印象を受けます。

ザナベレは風味の種類も限定されているので、もし食にこだわりがあるグルメな愛猫が食べてくれるか心配な場合には、お試しサイズの400gから試してみるといいでしょう。

原材料に安心感がある

次に多かったのは、「ザナベレは原材料に安心感がある」といった内容の評判でした。

一部のキャットフードにはガンやアレルギーの原因になる人工の酸化防止剤、人工の着色料が使われていますが、ザナベレは安全性に配慮して猫にとって必要のない人工添加物が一切使われていません。

また、ザナベレには厳選された高品質な原材料が使われていることからも、猫の健康に配慮されたナチュラルフードと捉えることができますね。

便の状態が良くなった

そのほかには、「ザナベレに切り替えたら便の状態が良くなった」という口コミも確認できました。

悪い口コミの項目でも触れた通り、ザナベレには猫の食物アレルギーの原因になりやすい小麦グルテンが含まれておらず、消化吸収率の高い原材料が使われています。

そのため、穀物が過剰に含まれた商品からザナベレに切り替えた場合、飼い主にも分かるくらい便の状態が変化する可能性はあります。

皮膚・被毛の状態が良くなった

中には、「皮膚の状態が良くなった」、「被毛の状態が良くなった」といった内容の評判も。

食物アレルギーは消化不良だけでなく皮膚炎を起こすこともあるため、小麦グルテンが含まれた商品からザナベレに切り替えることで皮膚炎がおさまった可能性は十分考えられます。

被毛の状態が変化した理由として考えられるのは、皮膚・被毛の健康維持をサポートするオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸が関係していると考えられますが、残念ながら成分表には2つの脂肪酸の含有量が掲載されていませんでした。

なお、皮膚・被毛の健康維持をサポートする理想的なバランスは、「オメガ6脂肪酸:オメガ3脂肪酸=5:1」と考えられています。

吐く回数が減った

ザナベレに切り替えて吐く回数が減るのも、便の状態が良くなった理由と同じです。

穀物全般にアレルギーのない猫にとってはグレインフリーは必須ではないので、もし愛猫に穀物が主原料に使われているフードを与えていて消化不良が気になるようなら、まずはザナベレのようなグルテンフリーフードからお試ししてみるのもいいでしょう。

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キャットフード「ザナベレ」の種類

  • キトンチキン
  • アダルトチキン
  • センシティブチキン
  • ヘア&スキン
  • デンタル
  • ウリナリー
  • ライトチキン
  • シニアチキン
  • インドア

現在販売されているザナベレのキャットフードは上記の9種類で、全ての商品が健康な猫向けに与えることを前提とした総合栄養食のドライフードです。

“キトンチキン”は成長期の子猫向けに、”アダルトチキン”は活発な成猫向けに、”シニアチキン”は歳を取った中高齢猫向けに成分バランスが調整されたドライフードで、そのほかの商品が毛玉ケアやデンタルケアといった特定の悩みに合わせて成分バランスが調整されたドライフードとなっています。

商品名からも連想しやすいですが、”センシティブチキン”はお腹が弱い猫に配慮したい場合、”ヘア&スキン”は皮膚・被毛の健康維持に配慮したい場合、”デンタル”は口内環境の健康維持、”ウリナリー”は下部尿路の健康維持に配慮したい場合に選ぶといいでしょう。

そして、”ライトチキン”は太り気味でダイエットが必要な猫向け、”インドア”は完全室内飼いで運動量が控えめな猫向けに成分バランスが調整されたドライフードです。

腎臓にトラブルのある猫向けフードではない

ザナベレは健康な猫向けに成分バランスが調整された総合栄養食ということを前提にして話を進めていきますが、先に腎臓にトラブルがある猫向けの療法食の成分の特徴を確認しておきましょう。

まず、タンパク質が分解される時には窒素性老廃物という毒素を作り出されることから、腎不全が進行した猫向け療法食はタンパク質が控えめです。

また、腎臓機能が低下すると余分なリンが体外に排出されにくくなってしまい、身体に溜まったリンが腎臓を傷つけて腎不全を悪化させてしまうという問題があるため、腎不全の猫向け療法食はリン含有量が0.3~0.6%程度まで制限されています。

そして、腎不全の猫向け療法食は食欲不振に陥った猫が少量でもエネルギーを摂り入れやすいようカロリーが高めです。

 

これらを踏まえつつザナベレの”ウリナリー”の成分表を見てみるとタンパク質量は24.5%、リン含有量は0.65%、100gあたりのカロリーは約405kcalと、腎臓にトラブルのある猫向けの療法食に近い成分バランスになっています。

ただし、タンパク質の制限は腎不全の進行具合によって段階的に調整する必要がありますし、ウリナリーのリン含有量は極端に制限されているわけではありません。

そのため、ご自身だけの判断で愛猫にウリナリーを与えるのは避け、必ず事前にかかりつけの獣医師に相談してから購入を検討するようにしてください。

ザナベレ(猫用)のお試しサンプルについて

公式サイトではお試しサンプルの無料配布や販売は行われていませんが、楽天やヤフーでは不定期で有料のお試しサンプルが販売されていることがあります。

1食分くらいの量だと物珍しさで何でも食べる猫もいますが、3~4食分くらいのお試しサンプルなら愛猫の好みの香り・味かどうかのざっくりとした判断はできるでしょう。

ただ、タイミングによってはお試しサンプルの取り扱いがないことや、開封してしばらく経った状態のフードを愛猫が食べてくれるかどうかの判断ができないのがネックです。

こういった理由もあり、できれば本商品を1袋購入して食いつきや体調の変化をじっくりと確認することをおすすめしています。

▼キャットフードのお試しサンプルについての情報はこちら
お試しサンプル(試供品)のあるキャットフード一覧|無料で試せるブランドもあり!

ザナベレキャットフードの原材料の評価

原材料一覧
新鮮な鶏肉(25%)、鶏タンパク質(ドライ)、米、米粉、新鮮なレバー(5%)、レバー粉、加水分解タンパク質、ビートパルプ(糖分除去)、動物性脂肪、亜麻仁、エンドウ豆繊維、サーモンオイル、炭酸カルシウム、魚粉、全卵(ドライ)、エンドウ豆(ドライ0.4%)、酵母(ドライ、マンナンオリゴ糖0.1 %、 ßグルカン0.06 %含有)、塩化カリウム、コケモモ(ドライ0.1 %)、ブルーベリー(ドライ0.1 %)、ミドリ貝(ドライ)、キンセンカの花(ドライ)、チコリパウダー、ユッカ(ドライ)
酸化防止:天然α-トコフェロール

ここからはザナベレキャットフードの”アダルトチキン”の原材料を評価していきます!

小麦グルテンフリーのナチュラルキャットフード

ザナベレの大きな特徴と言えば口コミの項目で触れた通り、安全性に配慮して猫にとって必要のない人工添加物が一切使われていないことでしょう。

人工の酸化防止剤は天然由来のものより効果が強力というメリットがあるものの、猫は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しているので、猫目線で考えれば人工の着色料を使ってまで色味をつける意味はありません。

もちろん、それらの人工添加物が使われたフードは定められた最大基準を超えないよう使われていますが、長期的に与え続けて絶対に何の影響も出ないという保証もないので、健康志向の愛猫家からは避けられがちな傾向があります。

また、ザナベレは猫の消化不良の原因になりやすい小麦グルテンが含まれていないグルテンフリーフード、というのも強みの一つです。

 

原材料に関して不安な要素を挙げるとすれば、製造工程によっては発がん性物質を作り出す”加水分解タンパク質”が使用されていることと、”動物性脂肪”には具体的に何の動物の脂肪が使われているか分からず、酸化を防ぐために人工の酸化防止剤が使われている可能性があることです。

ただ、ザナベレは品質基準が厳しいペット先進国ドイツ発のプレミアムペットフードということもありますし、よほど問題はないだろうと考えています。

賞味期限と保存方法の注意点

ザナベレの開封前の賞味期限は製造日から約1年6ヶ月と日持ちします。

ただ、ザナベレには人工の酸化防止剤が使われていないため、開封後に関しては直射日光、高温多湿を避けて1ヶ月程度で食べ切れるのが理想的です。

1ヶ月経ったら食べられないということはないですが、時間が経つにつれて香りが薄れて食いつきが落ちる原因になります。

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ザナベレキャットフードの成分の評価

成分表
粗タンパク質 31.0%
粗脂肪 16.0%
粗繊維 2.5%
粗灰分 6.9%
水分 10.0%
リン 1.00%
カルシウム 1.15%
マグネシウム 0.07%
ナトリウム 0.40%
カロリー
(100gあたり)
389kcal

原材料の次は、ザナベレ(アダルトチキン)の成分を評価していきます。

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

アダルトチキンのタンパク質は31%、脂質は16%、100gあたりのカロリーは389kcalと、適度にタンパク質を含みつつ脂質がやや控えめな反面、カロリーはやや高めになっています。

運動量が多い猫には高脂質・高カロリーなフードを、運動量が控えめな猫には低脂質・低カロリーなフードをおすすめしたいところなのですが、アダルトチキンは中途半端な数値になっているという印象です。

ただ、ザナベレからは脂質とカロリーが控えめに調整された”インドア”が販売されているので、運動量が控えめな完全室内飼いの成猫にはインドアを選んであげれば問題ありません。

カルシウム・リン・マグネシウム含有量

アダルトチキンのカルシウム含有量は1.15%、リン含有量は1.00%、マグネシウム含有量は0.07%と掲載されています。

尿路結石ができにくいミネラルバランスは「カルシウム:リン:マグネシウム=1:0.8:0.08」と考えられており、アダルトチキンは「1:0.9:0.06」と理想的なバランスに近いです。

こういったミネラルバランス上、ザナベレは下部尿路の健康維持にしっかりと配慮されたキャットフードと捉えていいでしょう。

ザナベレキャットフードの総合評価

項目 得点
原材料 ★★★★☆
成分 ★★★★★
安全性 ★★★★☆
食いつき ★★★☆☆
コスパ ★★☆☆☆
総合評価 ★★★☆☆
(3.6点)

ザナベレには消化不良の原因になりやすい小麦が使われていませんが、グレインフリーではないことを考慮して原材料の評価は4点としています。

成分の項目に関しては、年齢や飼育環境に合わせて成分バランスを調整した9種類のドライフードが販売されていることを評価して満点に!

ただ、安全性の評価は”加水分解タンパク質”と”動物性脂肪”が使われていることを不安要素と捉えて、少し辛口に1点減点しています。

そして、食いつきの評価は調査した口コミの比率をもとに平均点の3点とし、コスパの評価は100gあたり約235円という価格を踏まえて2点としました。

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内容量 公式 楽天 Amazon
400g 1,300円
2kg 4,700円
10kg 18,000円
20kg 30,000円

公式サイトと楽天市場、Amazonでザナベレの”アダルトチキン”の価格を調査してみたところ、公式サイトでは販売されておらず、楽天とAmazonでは同じ価格で販売されていました!
(※Amazonでは10kgサイズと20kgサイズの販売はされていません)

ザナベレは取扱店が少ないプレミアムフードなので、お試し購入するなら販売状況を確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。

ネット通販ならわざわざ重い袋を持ち運ばなくて済みますし、送料無料となる販売店もありますからね。

ただ、「どうしても店舗で実物を確認してから購入したい」というこだわりがあるなら、ザナベレの総輸入代理店グローバルエクセレントプロダクツ公式サイトの取扱店検索ページで最寄りの取扱店を探してみてください。
正規販売店のご案内

 

穀物全般にアレルギーのある猫には対応できないザナベレですが、猫にとって必要のない人工添加物が一切使われておらず、人間でも食べられる高品質な原材料が使われていることが大きな強みです。

とは言え、たとえ品質のいいフードを購入しても継続できなければ意味がないので、愛猫の餌代に月々いくらかけられるかをしっかりと考え、自分なりに価格と品質のバランスが取れていると思えるフードを購入するのが一番おすすめです。

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